建設業許可数の動向(2018年5月時点)

建設業許可に関する諸々のデータを調べてみました!(2018年5月時点)

これから許可のご取得をお考えの方も既にお持ちの方も是非ご参照ください。

<許可業者数(一般・特定)>

全体的な数としては、建設業許可の取得業者が減少傾向にあります。

その分、許可取得業者が目立つようになるとも言えますね!

①一般建設業の許可を取得している業者は442,292業者で前年同月比▲1,040業者(▲0.2%)の減少となり、一般建設業許可業者数が最も多かった平成12年3月末時点と比較すると▲135,417業者(▲23.4%)の減少。

②特定建設業の許可を取得している業者は45,016業者で、前年同月比574業者(1.3%) の増加となり、特定建設業許可業者数が最も多かった平成17年3月末時点と比較すると▲」6,160業者(▲12.0%)の減少。

 

<業種別許可業者数>

やはりとび・土工が取得数一位に。

①許可を取得している業者が多い上位3業種は、「とび・土工工事業」166,230業者(許可業者の35.8%)、「建築工事業」151,580業者(同32.6%)、「土木工事業」129,978業者(同28.0%)。許可を取得している業者が少ない上位3業種は、「清掃施設工事業」446業者(同0.1%)、「さくら井工事業」2,423業者(同0.5%)、「電気通信工事業」14,484業者(同3.1%)。

②前年同月比に比べて取得業者数が増加した許可業者は24業種。増加数の上位3業種は解体工事業15,537業者(112.6%)、塗装工事業2,493業者(4.4%)、とび・土工工事業2,381業者(1.5%)。

③前年同月比に比べて取得業者数が減少した許可業者は5業種。減少数の上位3業種は建築工事業▲3,228業者(▲2.1%)、土木工事業▲954業者(▲0.7%)、造園工事業▲411業者(▲1.6%)。

④複数業者の許可を受けている事業者の割合は51.6%で前年同月比0.5ポイント増加。

<資本金階層別業者数>

法人設立の際の参考値です!

①「資本金の額が300万円以上500万円未満の法人」が22.7%と最多。以下、「資本金の額が1,000万以上2,000万円未満の法人(22.4%)」、「資本金の額が500万以上21,000万円未満の法人(17.0%)」と続く。

②個人及び資本金の額が3億円未満の法人の数は462,297業者となっており、建設業許可業者数全体の99.4%を占めている。

<兼業業者数>

基本的には建設業者は建設業専門の法人を設立し、それ以外の事業は別会社で、というスタイルが多いです。

①建設業以外の営業を行っているいわゆる兼業業者の割り合いは28.0%で、前年同月比で0.3ポイント上昇。建設業許可業者数が最も多かった平成12年3月末時点の兼業業者の割合は21.3%で、比較すると、6.7ポイント上昇。

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